| 対 日本原子力発電 11/16/2001 |
|
|
|
|
|
|
|
| 前半 #2 |
|
Wの3Dは、NSのビッディング・スペースを奪ういいビッドに |
| Vul
NS |
♠Qxx |
|
なった。Nは、2Sのビッドを奪われ、Hを示す機会もなくなった。 |
|
♥J109xxx |
|
この状況では、すこしオーバービッドではあるが、スペードの |
|
♦x |
|
サポートを示す3Sがベストと判断した。Eの4Dは、あまりいい |
|
♣K9x |
|
ビッドではない。なぜなら、Sから見て、NはDに点が無く、シン |
|
(Koji) |
|
グルトンかボイドがわかってしまうため。Sの4Sはビッドしなけ |
|
♠10x |
|
♠Jxx |
ればならない。 |
|
|
♥xx |
|
♥KQx |
Wは、DKをリードし、ダミーのシングルトンを見てCJにシフト。 |
|
♦AKxxxxx |
|
♦Qx |
Sは、Aで勝ち、Dxをダミーでラフ。EからDQが出るのを見て、 |
|
♣J10 |
|
♣Qxxxx |
SQをを手始めに切り札を3回まわした。このあと、ウィナー |
|
(Komi) |
|
がどうしてもひとつ足りず1ダウン。 |
|
|
♠AKxxx |
|
4Sを作る方法はあったか。全部の手を見れば、Dxをダミーで |
|
♥Ax |
|
ラフったあと、HJを出し、カバーされたらAで勝ち、切り札を刈って |
|
♦9xx |
|
Hxを出しNから10をプレーすればいいことがわかる。ルーザー |
|
♣Axx |
|
は、D2、H1の3つだけ。CKがエントリーになっていてエスタブ |
|
リッシュしたHでCxを消せる。 |
|
|
N E S |
W |
|
このプレーに対してのカウンターディフェンスは、EがHJにxを |
|
P 1S |
3D |
|
プレーすること。このとき、Sもxをプレーしなければならない。 |
|
3S 4D 4S |
P |
|
全部の手を見なくても、ここまでのプレーから、WはDAKの |
|
P P |
|
7枚が見えているので、他には点が無さそう。EがHKQを |
|
持っている可能性は高い。 |
|
|
NSにとって4Hがベスト・コントラクトである。EがH3枚、S3枚 |
|
持っているので、HはフィネスしないでA、xとやってもスペード |
|
の4枚目でNのクラブを捨てればできている。4Hはコールド。 |
|
しかし、敵に3Dをビッドされたあとでは、4Hに到達するのは、 |
|
ほとんど不可能である。 (Koji) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|